2008年を斬る:ニッポン再設計、待ったなし
閉塞を打ち破るのは日本人一人ひとりの行動のみ

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080110/144457/?P=1

だんだん自己責任を問われる場面が増えつつある。もうすぐはじまる裁判員制度では今まで国にお任せしてきた「人を裁くこと」に参加しなければならなくなる。いろいろ大変な反面、依然として長寿国である日本でこの先長く生きる可能性が高いのであれば、新しいことに関わってゆくということは面白いことだと思う。でも一方で、自分で考えて自分でしなさいと政府が国民を突き放すよりは、ルールを明確に示してもらえる方が社会はよくなるのではないだろうかとも思う。世界での学力テストの順位がどうであれ、日本人は示されたルールを理解して守るということについては割合得意な方だ。例えば最近ごみの収集方法がよく変わるが、ときどき困った人があるとはいえ大体きちんと捨てられている。一人ひとりが個々ばらばらに行動して出来ることには限りがあるから、何かしら日本のヴィジョンを示してくれる政党に投票したい(後で、公約はしてませんよ〜、選挙だから言っただけ、とかなんとか言われるとがっかりするけれど)。